皆様こんにちは。  この度、令和5年度(2023 年度)総会において会員皆様方のご承認を受け、日米エアフォース友 好協会(JAAGA)の第13代会長に就任いたしました丸茂吉成です。
 JAAGAは、平成 8 年(1996 年)の創設以来、航空自衛隊のOB 会員および賛同される会員の方々で構成する組織として、日米空軍種間における一層の協力と相互理解の促進に寄与すべく各種活動を行ってまいりました。  
 残念なことに近年、我が国を取り巻く安全保障環境は、日々厳しさを増しています。そのような中で、昨年末には国家安全保障戦略をはじめ、所謂戦略3文書の改訂がなされました。これらにも 述べられているように、今日どの国も一国では自国の安全を守ることはできず、わが国は日米同盟 を国家安全保障の基軸と位置付け、協力を行って ゆくことが述べられています。 また、同文書では、航空自衛隊が、「航空宇宙自 衛隊」へと進化することが記されました。米国では、 航空自衛隊のもう一つのカウンターパートであり、 設立 4 年目に突入した米宇宙軍が日々発展を続けています。
 JAAGAとしては、日米空軍・宇宙軍種間の協力や連携が少しでも円滑に進むよう、引き続き現役米空軍人、米宇宙軍人、航空自衛官の支援を行ってまいります。  
 一方で近年、JAAGA に限らず、自衛隊 OB会の会員数の減少は著しいものがあります。役員はじめ関係者の負荷を軽くするとともに、時代に対応 した魅力ある活動について知恵を絞ってまいりたいと思います。  

 会員皆様のご協力と積極的な活動への参加をお願い申し上げます。                      
                   令和5年5月16日 
                   JAAGA会長  丸茂 吉成

 

会長就任のご挨拶