平成21年2月20日(金)、平成20年度三沢地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊三沢基地において実施されました。本表彰行事は、三沢地区以外に関東、沖縄の両地区においても実施しており、平成10年度に開始されて以来の全表彰者数は、今年度で航空自衛隊41名、米空軍33名の総計74名を数えることとなりました。表彰式及び懇親祝賀会は、三沢基地隊員クラブ「おがわら」おいて開催され、航空自衛隊からは北部航空方面隊司令官の入澤 滋空将、第3航空団司令兼三沢基地司令の前原弘昭空将補以下12名の皆様、米空軍からは第35戦闘航空団司令官のデイヴィッド R.スティルウェル大佐ご夫妻以下8名の皆様、そして三沢基地周辺協力者として三沢市自衛隊協力会副会長の小坂良治様他3名の皆様のご来臨を頂く中、越智副会長以下4名のJAAGAメンバーを含めた総勢28名の参加者を得て実施されました。表彰式は、日米国歌の演奏から始まり、続く越智副会長の挨拶においては、JAAGA活動の目的と本表彰行事の概要が紹介され、そして多くの日米関係者、特に三沢基地第3航空団及び基地周辺協力者の皆様による積極的なご理解、ご協力に対するお礼の言葉が述べられました。
 今年度の三沢基地における航空自衛隊側被表彰者は、第3航空団整備補給群の飯村康男 准空尉で、平成20年度三沢基地准曹会会長として日米綱引き大会等を積極的に企画・推進し、航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官等との相互理解と信頼関係の強化に多大な貢献をした功績が認められました。また米空軍側被表彰者は、第35戦闘航空団のチャド J.ペリティア大尉で、要撃管制官として日米飛行部隊による共同訓練に積極的に参加するとともに、三沢基地における各種日米交流行事を通じ、航空自衛隊と米空軍の相互理解と友好親善の促進に貢献した功績が認められたものでした。越智副会長は、日米二人の被表彰者と奥様にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を称え祝福されました。米空軍代表のスティルウェル大佐からは、本表彰式へ招待されたことを大変光栄に思い、日米の被表彰者が益々日米友好親善と信頼関係の促進に貢献してくれることを期待するとともに、JAAGA及び基地周辺協力者等の関係者の皆様のご協力に深く感謝するとのご祝辞がありました。また航空自衛隊代表の前原空将補からは、日米の被表彰者による受章をお祝いし、その功績に心から感謝するとともに、日米空軍が同居する三沢基地という現場部隊における活躍が認められるということは大変有意義なことであるとのご祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず三沢市自衛隊協力会副会長の小坂良治様からご祝辞があり、日米被表彰者ご両名の受章を心よりお祝いし、日米同盟の益々の発展を祈念しての乾杯が実施されました。その後、日米の被表彰者からもご挨拶があり、今回のJAAGA表彰の受章を誇りに思うとともに、ペリティア大尉からは「友好親善の促進には必ずしも言葉が必須のものではない。」ことや、飯村准尉からは「まずお互いを知り合うことが大切である。」との貴重な言葉が述べられました。最後に丸山JAAGA三沢支部長による流暢な英語によるご挨拶と乾杯が実施され、平成20年度三沢地区JAAGA表彰行事は有意義かつ暖かい雰囲気の中で幕が閉じられました。三沢基地の日米のスタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を頂きました大勢の三沢基地隊員の皆様、雪が降り頻る中、本当に有難うございました。お陰様で、昨年度に引き続き、三沢基地でのJAAGA表彰行事を素晴らしい形で実施することが出来ました。来年もまた宜しくお願いします。  (香川理事記)

 

                     

平成20年度 JAAGA賞(三沢)