平成22年2月5日(金)、平成21年度沖縄地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊那覇基 地において実施されました。本表彰行事は、平成10年度に開始されて以来、今年度で12回目となります。表彰式及び懇親祝賀会は、那覇基地隊員クラブの「ブルー・コーラル」において開催され、航空自衛隊からは南西航空混成団司令の平田英俊空将、第83航空隊司令の宮川 正空将補以下12名の皆様が、米空軍からは第18航空団司令官ケネス S. ウイルズバック准将以下7名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会事務局長の山縣正明様、那覇基地協力会副会長の伊差川義男様他2名の皆様のご来臨を頂く中、遠竹会長、名富沖縄支部事務局長以下3名のJAAGAメンバーを含めた総勢26名の参加者を得て実施されました。表彰式は、野村明宏3尉以下18名の南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く遠竹会長の挨拶においては、JAAGA活動の意義、そして多くの関係者、特に那覇基地による積極的なご協力、ご支援に対するお礼が述べられました。
 今年度の航空自衛隊側被表彰者は、那覇救難隊の熊坂弘樹1等空曹で、米空軍第31、33救難中隊との親睦行事の積極的な企画・運営及び日米共同救難訓練(コープ・エンジェル)において綿密な日米調整を実施した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は、第18装備品整備中隊のデニス M. オグレイディ空軍曹長で、日米准曹士隊員及び下士官による相互交流行事の積極的な推進と下士官アカデミーにおける空自准曹士隊員の教育に貢献した功績が認められたものでした。遠竹会長は、日米二人の被表彰者に表彰状を、そして奥様方にはそれぞれ記念楯を授与され、被表彰者ご夫妻の功績として祝福されました。米空軍代表のウイルズバック司令官と航空自衛隊代表の宮川那覇基地司令からはご祝辞があり、被表彰者へのお祝いの気持ちとともに、日米の友好親善と信頼関係促進の重要性等について述べられました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず沖縄県防衛協会事務局長の山縣正明様からのご祝辞と乾杯があり、益々の日米友好親善を祈念しての「鏡割り」に続き、那覇救難隊、ヘリコプター空輸隊のメンバーを主力とする那覇基地太鼓部の皆さんによる和太鼓演奏と魔除けの「獅子舞」が披露されました。日米の被表彰者からもご挨拶があり、今回の受章を誇りに思うとともに、奥様への感謝の気持ちが強く述べられたのが印象的でした。こうして平成21年度沖縄地区JAAGA表彰行事は有意義かつ楽しい雰囲気の中で実施出来ましたのも、那覇基地、嘉手納基地スタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を頂きました大勢の那覇基地隊員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。来年度もまた宜しくお願いいたします。(香川理事記)

 

                     

平成21年度 JAAGA賞(沖縄)