沖縄地区(那覇)に引き続き三沢地区JAAGA表彰行事が、平成26年2月21日に航空自衛隊三沢基地において実施されました。
 三沢基地隊員クラブ「はなの舞」において開催された表彰式及び懇親祝賀会には、航空自衛隊から北部航空方面隊司令官森本哲生空将、同副司令官上田知元将補、第3航空団司令兼三沢基地司令城殿保空将補以下11名の皆様が、米軍三沢基地からは基地司令官のスティーブン ウィリアムス大佐以下9名の皆様が出席され、また三沢基地周辺協力者からは三沢市防衛協会会長山本昭三様他3名の皆様のご来臨を頂いて、永岩副会長以下5名のJAAGAメンバーを含めた総勢29名の式典となりました。
 表彰式は冒頭、永岩副会長が挨拶し、日本を取り巻く厳しい国際環境と信頼に基づく日米同盟強化の益々の必要性、日米の部隊の平素の活動に対する謝意、表彰行事の目的の紹介及びJAAGAの活動への積極的なご協力、ご支援に対するお礼と今後なお一層のご理解、ご協力のお願いについて述べられました。
 今年度の三沢基地における航空自衛隊側受賞者は、北空司令部の立崎孝空曹長で、平成25年度三沢基地准曹会会長として各種友好親善行事や日米下士官同士による各種共同活動を企画運営し友好親善と相互理解の増進に貢献した功績が認められたものです。また米空軍側受賞者は、第35戦闘航空団のユクブ キャリカー空軍大尉で、三沢基地の隊員に対する英語教育を支援するとともに、日米交流プログラムを積極的に推進し尽力した功績が認められました。永岩副会長は、日米両名の受賞者にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を称え祝福されました。米軍三沢基地司令官のウィリアムス大佐は二人の受賞者の功績を称えつつ、日米友好に努力している現場の下士官達をはじめJAAGAに対する謝辞を述べられました。また航空自衛隊三沢基地司令の城殿空将補からは、受賞者へのお祝いの言葉とともに、三沢基地は日米友好を象徴する基地であり、友好親善に寄与した隊員を表彰してもらうことは、特に意義深いことであるとの祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、三沢市防衛協会会長の山本昭三様により、「厳粛な雰囲気の中での受賞は受賞者にとって一生の名誉になるであろう。このことを心に刻んで欲しい」と述べられつつ更なる友好親善を祈念して乾杯の音頭をとって頂きました。その後、日米の受賞者からご挨拶があり、キャリカー空軍大尉からは、「真の友人は、友人のために地位、名誉更には生命まで危険にさらす…」というキング牧師の言葉を引用し、日米両空軍の友人のために地域の友人のために引き続き努力したい旨の、そして立崎曹長からは、本日の受賞が、自分を取り巻くすべての人の力の賜物であるとの謝辞とともに、三沢基地准曹会会長としての立場からも、引き続き日米下士官交流の増進のために努力したい旨の決意がそれぞれ述べられました。最後に丸山JAAGA三沢支部長からお礼の挨拶と乾杯の発声があり、平成25年度三沢地区JAAGA表彰行事は有意義かつ暖かい雰囲気の中で幕が閉じられました。
 三沢基地の日米のスタッフの皆様、そして朝早くから課業時間外に至るまで会場のセットアップ及び行事進行上のご支援・ご協力を戴きました大勢の三沢基地隊員の皆様、大変お世話になりました。お陰様で三沢基地でのJAAGA表彰行事を今年度も素晴らしい形で実施することが出来ました。本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いします。(飯田理事記)

 

                     

平成25年度 JAAGA賞(三沢)