9月2日(土)、晴天で清々しい体育日和の米空軍三沢基地において、青森県上北郡七戸町の「もみの木学園」で寄宿生活を している56名の生徒を迎え、22回目の米空軍三沢基地スペシャル・オリンピックスが開催された。 大会では生徒一人に対して3名又は4名のエスコートが就いた。大会に臨み興奮してする子供もいたが、世話役と通訳ボランティアが介助の施設職員達と協力して開会式に臨んだ。 米空軍三沢基地司令官のアンジェレラ准将が開会を宣言し、競技が開始された。競技はエプロン地区での50m及び75m走、格納庫内でアメフットのボールを標的の穴に投込むもの、同様にフリスビーで標的穴を狙うもの、サッカー・ゴールへのシュート、ミニ・ボウリング、バスケット・ボールのシュート競い等で、競技者が上手にゴールすると大きな賞賛と歓声が各所で挙がった。 昼食時には、三沢基地の軍人及びその家族で構成される和太鼓のグループによるアトラクション等があり、その場を盛り上げた。競技終了後、参加した生徒全員に対し表彰が行われ、一人一人にメダルが贈られて閉会となった。 午後二時前に往路と同様、3台のバスに分乗した生徒達が帰途につき、2006年度米軍三沢基地スペシャル・オリンピックスは終了となった。 本年度から当協会は本大会に寄付金の提供を始めた。  (小澤三沢支部長記)

 

'06 米空軍三沢基地スペシャル・オリンピックス