平成25年3月20日(水)春分の日、SPORTEX’12Bが米軍多摩ヒルズ・ゴルフコースにおいて開催された。事前調整会議の行われた3月14日(木)は風雨厳しく寒い悪天候であったが、競技当日は春の嵐も収まり曇り空ながら春の陽気に恵まれた。
 航空自衛隊から齊藤航空総隊司令官及び中島航空幕僚副長以下32名、米空軍からは残念ながらアンジェレラ第5空軍司令官は公務で不在となったがハリス副司令官以下26名、JAAGAからは吉田会長をはじめ正会員等の計45名が競技に参加し、また日米双方各3名が競技の支援を行った。5時前から参加者が集合し始め、クラブハウスでの朝食等懇談の後、6時半から開会式が行われた。吉田会長からは「桜の咲き始めた多摩ヒルズの春を味わいながら、大いに日米相互の親睦を深めましょう。」との挨拶があり、ハリス副司令官からも「この競技を通じて、親しい御付合いの関係をさらに深めましょう。」との挨拶があった。総隊司令官から英語で「3時間も早く起床し、スコアーも其のせいに出来るかも〜。」とのユーモア溢れるスピーチに参加者の気分も和み、ナイス・ショットを念じて記念の集合写真を撮った後、7時を期して一斉に競技が開始された。桜の咲き始めた暖かなコンディションの中、後半からは春の日差しを心地よく感じつつ、日米友好と会員間の親善を醸しつつ和気あいあいと競技が進行した。
 競技終了後、プレーの内容を楽しく話題にしつつ昼食となった。昼食後、成績の発表、表彰式が行われ、優勝、準優勝、第3位、ドラコン、ニアピン等各受賞者に賞品が贈られた。また、会長、司令官、空幕長各賞をはじめ各種特別賞が贈られた。
 閉会にあたり、副司令官から「お陰様で水曜日の平日に日米友好のゴルフを楽しむ事が出来ました。ハワイのアンジェレラ司令官から何度も多摩ヒルズの競技に参加出来ない残念さが感じられるメールが届きました。」との話が披露され、空幕副長からは「練習を積んで次回またお会いしましょう。」と来期の競技に想いを込めた挨拶があった。会長からは「桜の開花に合わせSPORTEXが盛会の内に終了したことを嬉しく思います。」との閉会の辞があり、併せて米軍競技支援者と多摩ヒルズ・ゴルフ関係者への御礼が述べられた。午後1時過ぎ、SPORTEX’12Bは終了し、参加者は賞品や良き思い出をいだきながら陽光に包まれた多摩ヒルズを後にした。(杉山理事記)

 

SPORTEX'12B開催